こんにちは、Happierです。
専業主婦って絶滅危惧種なの?(危惧もされていないのか!?)
あなたは専業主婦と聞いて、何を思い浮かべますか?
無職、つまらない、ボケる、楽すぎ、ダメ人間‥
ネット上にはこれでもか!という位、世にも恐ろしいキーワードが、ずらりと並んでいます。
かく言う私も、結婚前までは、どこか優雅なイメージを持っていました。ここまで辛辣ではないにしても、会社員時代は「あ〜、早く仕事を辞めたいなぁ。専業主婦の方、羨ましいなぁ‥」と思った瞬間は数え切れず‥。
大卒後、正社員として勤めていた6年間で、尊敬できる先輩や同僚にも巡り会えましたし、自分が従事したかった海外業務に携われて、仕事は充実していました。ただ、子会社との時差による残業も多く、体力・精神的にも限界が来て、結婚を機に退職しました。
家事育児は好き、でも‥
しかし、専業主婦生活も決して甘くはありませんでした。
退職前から、何となく身体の不調を感じていたのですが、念の為に受診した婦人科で子宮内膜症がわかり、手術入院。第一子・第二子の不妊治療。出産後も程なくして長女がアレルギーやアトピー性皮膚炎である事が判り、手探りで治療に向き合う日々。
基本の家事育児に加え、子供が成長するにつれ、家庭学習、習い事の練習指導や送迎と、忙しい毎日。
また元々不器用な為、何をするにも人一倍時間がかかってしまいます。
不妊治療や子供のアレルギー対応は、退職しなければ、自分が満足できる量や質はできていなかったと思いますし、専業主婦になった事に後悔はありません。
ただ、経済・精神面においても、このまま専業主婦でいられるのか、いられたとしても、それが家族や自分にとって本当に良いのかわからず、不安な日々でした。
在宅ワークに憧れて
そんな中、第二子出産直後、新型コロナウィルスの感染症が拡大しました。今では落ち着きましたが、主人の在宅ワークが始まりました。転勤による引っ越し後であった事、マンション住まいで生活と仕事を分けにくかった事、また2人育児に慣れていない時期であった事もあり、主人の在宅ワークには非常に戸惑いました。
夫が自宅で仕事をしてくれるのは、家族を養う為。百も承知でしたが、夫は今の会社に転職する前は同じ職場に勤めていた事もあり、私は今まで以上に、自分が惨めに感じました。夫はイキイキとスマホで同僚と談笑しながらPC作業。かたや私は授乳やオムツ替え、汚れた衣類の洗濯、離乳食作り‥。出産前からの慢性的な寝不足もあり、辛抱強さが試されても、生産性がないと感じられる日々でした。
夫は仕事以外の時間は、家事・育児にも協力的で、はっきり言って、これ以上望めない状況と頭では理解していました。一見華やかに見えるだけで、主人の仕事は目に見える成果を出さなければいけない。家事・育児とは比べものにならない位大変だ、自宅で家族の面倒をみられるのは何と有難い事なんだろうと自分に何度も言い聞かせ、それでもどこか満たされない気持ちがありました。
その頃から、家事・育児を最優先にしながら、私もいつかお家を職場として、何かに挑戦できたら‥と漠然と思い始め、下の子が入園して落ち着いてきた今、夫の応援も得て、試しにブログを始めてみる事にしました。
おわりに
一口に専業主婦と言っても、十人十色。
「自宅以外で働いていない事に対して罪悪感を感じていないわ」という方もいれば、「今は家庭の事情で、専業主婦しか選択肢がないの‥。」という方もいるでしょう。
程度の差はあれ、皆それぞれに、今いる場所で自分の課題と向き合っている。
だからこそ、私は頑張っている全ての人に「本当にお疲れ様です!」と言いたいです。
そして私も一度きりの人生、大切な事を見極め、家庭を軸足に最大限頑張ったと思える様になりたいと思っております。
自分はなんて不器用でダメ人間なんだ‥と思い悩んでいるだけでは、何も変わらない。行動あるのみ!
自己肯定感を高めるべく、自ら率先して学び、人々を鼓舞することで、互いに多様性を認め合え、幸せを感じる人が1人でも増えたら‥そんな夢を抱いております。
最後まで私の拙い文章をお読み頂き、ありがとうございました。
皆様、本日もお疲れさまでした!